ドラクエ10にも「大魔王ゾーマ」が降臨しましたね~!
星ドラのTVCMでも「日本に、ゾーマ襲来!」で出演していましたし、いろいろなDQ作品に出張しなければならない多忙なゾーマ様。
記事の内容が他のブログ様とモロかぶりしてそうだけど、コレばかりは仕方ないです。
寝る前に途中までブログ書いて、仕事から帰宅後に続きを書いてるので、更新する頃には他のブログと被ってしまいます(笑)
大魔王ゾーマにはベホマが効く!?
さて!ベホマといえば味方のHPを最大値まで回復する呪文だけど、光の玉で闇の衣を剥ぎ取ったゾーマにはベホマは攻撃呪文になる。
ちゃんと2ページ目にターゲットとして「大魔王ゾーマ」と表示される。
僧侶の攻撃呪文はバギクロスだけではありません。ゾーマに対してはベホマも攻撃呪文として有効で、これは原作に由来すること。DQ10のバグではないのです。
今回のイベントではベホマで約130~140前後のダメージが与えられることが確認できました。
やくそうやベホイミでもダメージを与えられますね。
ドラクエ3のゾーマにベホマが通用するのはどうして?!
過去のDQXTVの堀井さんへの質問コーナーにて
【投稿者】ベロクロンさん
ドラクエの思い出ということですが、【DQ3のゾーマにベホマ】でしょうか。僕の周辺では、B組の近藤くんが手を滑らせて、ゾーマにベホマを使ったところ大ダメージを与えたらしいという話で伝わっていましたが、日本で初めてゾーマにベホマを使った人間はどこの誰なんでしょうか?実際のところ、あの現象は仕様とバグどちらだったのでしょうか?
7:20~そのことについて堀井さんが答えられています。
なぜ大魔王ゾーマは神格化されているのか?
ドラクエ3を未プレイの人にとっては、何の思い入れもないかもしれませんが、歴代ドラクエのボスキャラの中ではゾーマは大変人気があり、カリスマ性も高い「大魔王」として、ドラクエファンの間では語り継がれています。
でも、掘り下げてみると物語の序盤からその名は出てきておらず、世界中の民は「魔王バラモス」の脅威に恐れていた。冒険出発地点のアリアハン国王ですら「大魔王ゾーマ」の名を知らなかったという。
魔王バラモス討伐後に突如その存在を現し、アリアハン国王と勇者一向に絶望の恐怖を下したのが「大魔王ゾーマ」。
そして彼の地、アレフガルド(※)が舞台という2段構えの世界観ゆえ、大魔王ゾーマの存在はドラクエファンの中では評価が高いのです。
※アレフガルドとはドラクエ1の冒険舞台。
ではドラクエ3だけ遊べばゾーマの偉大さに気づくか?
答えは気づかないでしょう。DQ3だけ単体で遊んでも、ゾーマは単なる真のボスでしかありません。そんな印象です。
ドラクエ1とドラクエ2を順にクリアして、更にドラクエ3をクリアする頃にようやくゾーマという存在が輝きだしてくると思います。
でも、わたし個人の印象としては‥
ドラクエ5の「ゲマ」のほうが、大ボスでもないのに印象度としてはもっと濃いかもしれません(笑)
では、ざっくりとドラクエ1~3の流れを解説。
ドラゴンクエスト1
伝説の勇者「ロト」の血を引く勇者として、「竜王」に奪われた光の玉と、さらわれたローラ姫を救い出し、アレフガルドの大地を竜王の魔の手から救った。
ドラゴンクエスト2 悪霊の神々
前作の100年後の世界で、アレフガルドの大地も残っており、前作竜王の城には竜王の「ひ孫」がいる。前作の勇者とローラ姫が共に国を築き、その子孫がロトの末裔として国を治めていった。そんな中、邪教祖・大神官ハーゴンが現れ、ロトの末裔がいる一国を滅ぼし、世界を掌握しようと企む。ロトの末裔であるローレシア国の王子が阻止するべく旅立ち、大神官ハーゴンを打ち倒した。
ドラゴンクエスト3 そして伝説へ‥
DQ1とDQ2とはまったく別世界の物語から始まる。
世界の支配を企む「魔王バラモス」を倒すべく、アリアハン国の「勇者オルテガ」が旅立った。しかし戦闘の最中に火山に落ち命を落としたという。
勇者オルテガの子供(主人公)は父の遺志を継ぎ、ルイーダの酒場で仲間を集め、世界中を周り6つのオーブを手に入れ、不死鳥ラーミアを復活させた。宿敵「魔王バラモス」の居城に挑み、勇者たちは魔王を滅ぼした。
出身地アリアハンへ戻り、人々が喜んでいたのもつかの間、どこからともなく不気味な声が聞こえる。
「我が名はゾーマ。闇の世界を支配する者。」
「このわしがいる限り、やがてこの世界も闇に閉ざされるであろう。」
「命ある者すべてを我がいけにえとし、世界を絶望で覆いつくしてやろう。」
魔王バラモスは単なるゾーマの配下でしかなかった。圧倒的威圧感と強さを誇示する大魔王ゾーマがここで初めて姿を見せた瞬間だった‥!?
上の世界と下の世界
DQ3には2つの世界があることが判明した。魔王バラモスが支配しようとしていたのが上の世界。つまり主人公たちが暮らす世界。
大魔王ゾーマが出現し、主人公たちが暮らす大地に巨大な亀裂が空いた。底が見えぬほどの深く大きな穴。
勇者たちは竜の女王から「光の玉」を授かり、意を決し大きな穴へ飛び込んだ‥!!
穴の先は大魔王ゾーマが君臨する闇の世界だった。その下の世界の名は「アレフガルド」。
そう‥DQ1とDQ2で登場した大地「アレフガルド」だった。
死線をくぐり抜けた先「大魔王ゾーマ」の居城内で、一人の人間が戦っていた。それは勇者の父オルテガの姿であった。
火山に落ち命を落としたと思われていたが、父は生きていた!しかし、対峙するゾーマの配下「キングヒドラ」の前に父は敗れ、その命を主人公の目の前で落とす。
DQ5で言えば、ゲマが主人公の父パパスにとどめを刺すくらいの重要なシーン。
その悲しみを乗り越え、大魔王ゾーマを打ち砕き、世界に平和を取り戻した勇者。
アレフガルドに古くから伝わる真の勇者にのみ与えられる称号、それが「ロト」。
「そなたのことはロトの伝説として永遠に語り継がれてゆくであろう!」
このエンディングでやっと「ロト」という名称がDQ3で出てくるという。
DQ3サブタイトル「そして伝説へ」
かくしてロトの称号を受けた勇者は、ここアレフガルドの英雄となる。
だが、祝いの宴が終わった時、勇者の姿は‥もはやどこにもなかったという。
そして勇者が残していった武器・防具は「ロトのつるぎ」、「ロトのよろい」として、聖なる守りは「ロトのしるし」として後の世に伝えられたという。
そして 伝説が はじまった‥‥!
To Be Continued To
DRAGON QUEST Ⅰ・Ⅱ
つまり、DQ3はDQ1よりもさらに大昔の出来事だった!
このお話からDQ1→DQ2へ歴史が続いていく。
エンディングをもってやっとサブタイトルの意味がわかるという。
おそらく制作スタッフ以外は、エンディングを見るまで誰も「ロト」の始まりのお話だとは思いもしなかったでしょう。
これが「ロト伝説」三部作の流れ。その真のボスが「大魔王ゾーマ」。
そんな壮大なスケールの物語の大ボスなので、DQ1~DQ3クリア者のなかで今でも印象強く、大魔王にふさわしい風格と呼ばれているのだと思います。
ゆえに制作者の堀井さんもここまで話をうまく繋げられたので、ゾーマに対する思いは別格なのかなと。
長くなっちゃったけど、最後まで読んでくれた方ありがとう!
少しでも過去作のドラクエにも興味を持ってくれて、好きになってくれる方が増えたらいいなと思います。
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